交換前に確認する5項目

確認日:2026-08-23

キースイッチを購入する前に、次の5項目を上から順番に確認します。荷重や音の好みより先に互換性を確認することで、取り付けられない製品を買う可能性を減らします。

1. 対応規格

キーボード、PCB、メーカー仕様に記載された規格名を確認します。Choc V1、Choc V2、Gateron KS-33、CHERRY MX Low Profile 2.0は別規格です。「ロープロファイル」という共通名だけでは交換できません。

確認するもの:キーボードの製品ページ、取扱説明書、PCBの設計資料、現在付いているスイッチの型番。

2. PCB・ソケット・実装方式

はんだ付けかホットスワップかを確認し、穴位置、接点位置、固定脚、ソケット型番を確認します。CHERRY MX Ultra Low ProfileはSMD組み込み専用で、一般的な交換軸として扱いません。

ソケットが単体販売されていても、どのPCBにも取り付けられるわけではありません。たとえばGateronの低背2.0用ソケットはPCB裏面へのはんだ付けを前提としています。基板側の穴と配線がそのソケット向けに設計されていることまで確認します。

確認するもの:基板表面と裏面、ソケットの刻印、スイッチ底面、メーカー寸法図。

3. プレートとケース

プレート開口、厚さ、固定爪、スイッチ高さ、ケース内の余裕を確認します。PCBへ入ってもプレートへ固定できない、ケースと干渉する場合があります。

確認するもの:プレート開口寸法、プレート厚、現在のスイッチ上面・底面写真。

4. キーキャップとスタビライザー

MX型十字、Choc V1の2本爪、CHERRY ULP専用形状を区別します。MX型十字でもキーキャップの裾や高さ、キー間隔、スタビライザーが合わない場合があります。

キーキャップの商品説明に「MX型」とあっても、対応配列やプロファイルが合うとは限りません。Gateronの低背Nature SeriesはMX型・JWAプロファイル・135キー、低背スタビライザーはプレートマウントと明記されています。軸、配列、プロファイル、スタビライザー方式を別々に確認します。

確認するもの:ステム形状、キーキャップ裏面、対応配列、長いキーのスタビライザー方式。

5. 型番・改訂・販売中SKU

シリーズ名だけでなく、製品コード、ピン数、色、世代、対応キーボードを確認します。公式ページと販売ページで値が違う場合は、平均せず販売中SKUに一致する資料を探します。

確認するもの:メーカー型番、販売ページのSKU、パッケージ、底面写真、確認日。

購入判断の最後に比較する項目

互換性を確認した後で、種類、作動荷重、タクタイル荷重、作動点、総ストローク、静音構造、工場ルブ、価格・在庫を比較します。価格と在庫は確認日時点の記録なので、購入直前に販売ページを再確認してください。

判断できない場合

推測で購入せず、キーボードの正確な型番、現在のスイッチ底面、PCB・ソケット、キーキャップ裏面の情報をそろえます。Switch Atlasの「要確認」「調査中」は、購入可否を自動判定できない状態です。