Gateron低背Magnetic Jade 2製品比較

確認日:2026-08-17

Gateron Low Profile Magnetic JadeとJade Proは、磁石とHallセンサーで押下量を読み取る低背リニアスイッチです。一般的な機械接点式のスイッチと違い、固定された一つの作動点ではなく、対応キーボード側で入力位置やRapid Triggerを設定します。

製品初期荷重終端荷重設定できる作動点Rapid Trigger総ストローク主な素材
Low Profile Magnetic Jade30±10gf50±10gf0.1〜3.3mm0.01mm単位3.5±0.2mm熱可塑性樹脂
Low Profile Magnetic Jade Pro40±10gf60±10gf0.1〜3.3mm0.01mm単位3.5±0.2mmフルPOM

軽い通常版、重めのPro

通常版は押し始め30±10gf、底付近50±10gfです。Proはそれぞれ40±10gf、60±10gfで、通常版より中心値が10gf高くなっています。どちらもリニアですが、同じ作動点設定でも必要な力と戻りの感覚は同じとは限りません。

ProはGateronがフルPOM構成と明記しています。素材名だけで滑らかさや音を断定せず、荷重差と対応キーボードを先に確認してください。

作動点0.1〜3.3mmはキーボード側で設定する

両製品ともNuPhyの販売ページでは作動点0.1〜3.3mm、Rapid Triggerは0.01mm単位と案内されています。これはスイッチ単体に固定された作動点ではありません。実際に設定できる範囲や校正は、キーボードのセンサー、ファームウェア、ソフトウェアに依存します。

機械式の固定作動点「1.2mm」と磁気式の可変作動範囲「0.1〜3.3mm」は意味が異なるため、数値だけで単純に比べられません。

機械式KS-33とは交換できない

名前にLow ProfileやGateronが含まれていても、通常のKS-33機械式ソケットでは磁束を読み取れません。専用のHallセンサー基板と対応ファームウェアが必要です。ピン数や外形が近く見えても、機械接点式の基板へ差して入力できる前提にはできません。

対応を確認できているのは、NuPhyが明記するAir60 HEとAir75 HEまでです。通常のAir60/Air75、他社の磁気式キーボード、ほかのGateron Low Profile系列での対応は確認できていません。

主な出典