軽いスイッチと短作動点の違い
確認日:2026-08-09
「軽い」は押し始めて作動させるまでに必要な力が小さいこと、「短作動点」は押し始めてから入力されるまでの距離が短いことです。別の指標なので、片方だけで疲れにくさや速さを断定しません。
| 製品 | 規格・実装 | 種類 | 作動荷重 | 作動点 | 総ストローク | 状態 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Kailh Purple Iris | Kailh Choc V2 | 静音リニア | 30±10gf | 0.8mm | 1.8mm | 一部未確認 |
| Kailh Deep Sea Silent Mini Pink Island | Kailh Choc V2 | 静音リニア | 35±10gf | 1.3mm | 2.8mm | 一部未確認 |
| Kailh Saker Mini | Kailh Choc V2 | リニア | 37±10gf | 0.8mm | 1.8mm | 主要仕様確認済み |
| Kailh Taro Ice Cream Mini | Kailh Choc V2 | リニア | 37±10gf | 1.2mm | 2.8mm | 主要仕様確認済み |
| CHERRY MX Low Profile 2.0 Speed | CHERRY MX Low Profile 2.0 | リニア | 約45.9gf | 1.0mm | 3.2mm | 主要仕様確認済み |
| CHERRY MX Ultra Low Profile Tactile | SMD組み込み専用 | タクタイル | 約53.0gf | 0.8mm | 1.8mm | 主要仕様確認済み |
4つの読み分け
- 軽くて短い:Purple Iris、Saker Mini。軽い荷重と0.8mm作動点を両方持ちます。
- 軽いが最短ではない:Pink Island、Taro Ice Cream Mini。荷重は軽めでも作動点は1.2〜1.3mmです。
- 短いが最軽量ではない:CHERRY MX Low Profile 2.0 Speed。1.0mmで作動しますが、荷重は約45.9gfです。
- 極端に薄い組み込み部品:CHERRY MX Ultra Low Profile Tactile。0.8mmで作動しますが、ホットスワップ交換軸ではありません。
選び方
- まずPCB、ソケット、プレート、キーキャップの対応規格を確認します。
- 疲れにくさを重視する場合は作動荷重だけでなく、ばねの戻り、タクタイル荷重、総ストロークも見ます。
- 反応距離を重視する場合は作動点を見ますが、誤入力のしやすさは実機で確認します。
- SMD組み込み専用品は、一般交換軸とは別の選択肢として扱います。
限界
この比較は公称仕様の整理です。指の疲労、誤入力、音、滑らかさは、キーキャップ、ケース、プレート、入力方法でも変わります。実機評価を行うまでは、主観的な順位を付けません。